群発頭痛とは?/症状
発作の起こり方が特徴的で、1年のうち特定の時期に集中して起こり、数週間起こったあと痛まない時期があります。痛み以外に涙、発汗、鼻水、唾液分過多が同時に起こります。男性に多いです。
群発頭痛は、片側の目の奥の激しい痛みで「目の奥をえぐられるような」とか、「ハンマーで頭をなぐられるような」と表現する人もいます。じっとしていられない痛みで、夜中でも頭をかかえてころげまわるといった頭痛です。
原因/治療法・予防
原因は解明されていませんが、眼球の奥に走っている「内頸動脈」という太い動脈が拡張し、周囲の神経を圧迫するとともに、炎症を起こして痛むという説があります。
群発頭痛の激痛は、鎮痛薬を服用しても抑えられないことが多く、今のところ、もっとも効果的な対症療法は「純酸素吸入法」とされています。約10〜15分吸入する治療法で、たいていは酸素を吸入して5分ほどで痛みは軽くなってきます。
予防としてはアルコールを控えることが第一になります。また、昼寝も誘因となることがあります。期間中は注意しましょう。
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