もやもや病◆症状

もやもや病とは?/症状

もやもや病は、脳虚血や脳出血で発症します。もやもや病の由来は通常の太い脳血管は閉塞し、代わりに文字通りもやもやとした細かい血管が見られる様子をみて名付けられました。10歳までの子供は脳虚血で発症することが多く、30−40歳代の大人は、脳出血で発症する場合が多いとされています。
半身の麻痺や知覚異常、けいれん、不随意運動(手足が勝手に前後・上下に勝手に動く)、歩行障害、上肢・手の麻痺、構音障害、失語症、話しにくい、話が分かりづらい、視野異常などがあります

原因/治療法・予防

根本的な原因は解明されていませんが、ウィリス動脈の狭窄やつまりで血流が悪くなり、それを補おうとして毛細血管が発達し、もやもやした血管網が張り巡らされるようになります。しかし、張りめぐられた血管は惰弱であり、破裂などがおこり、脳卒中のような症状が起こる。
不足する脳血流を補うため血行再建術が一般的に行われます。頭痛や軽微なけいれん発作の場合は薬物療法を行うこともあります。成人型もやもや病には内科的対症治療以外に、脳内へ血液を送るバイパス血管を形成する外科的治療も行われ、発作予防や症状改善に有効です

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