脳震盪とは?/症状
脳震盪とは、頭部への急激な衝撃(外力)によって、頭蓋骨内で脳が急激に揺れ、その衝撃でおこる脳細胞の損傷で、一時的な神経(運動・感覚)損傷を伴います。頭をうっても普通の衝撃は髄液によって和らげますが激しい力が加わるとそういった症状が出てしまいます。
脳震盪の症状には激しい頭痛、嘔気、嘔吐、目のかすみ、視覚障害、しびれ、意識障害などがあります。なお、脳震盪の症状は3つに分類されます。軽度…意識は失わないが、ぼんやりとして体が動かせない
中度…意識の消失5分以内で短時間の健忘症がみられる
重度…意識の消失が5分以上で長時間の健忘症がみられる などです。
原因/治療法・予防
原因は髄液で守りきれないほどの衝撃が脳に加わるのが一般的です。激しいスポーツや格闘技で衝撃を受けた時などが多いでしょう。
すぐに意識が回復して、頭痛や吐き気がまったくない状態ならば問題ないですが、意識が戻らずもしくは激しい頭痛や吐き気がいつまでもつづく場合脳内損傷が考えられますので、すぐに病院でMRI等で検査しなければなりません。通常はしばらく動かさないで、症状が治まるのを待ちます。
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