さん粒腫とは?/症状
まぶたの裏には、ムチンという一種の脂肪を分泌するマイボーム腺があります。この腺の出口が詰まって分泌物がたまり、慢性の炎症を起こす病気です。老人に発生した場合は、まぶたにできる悪性腫瘍との鑑別が必要になります。
まぶたに触るとグリグリとした、こぶが触れる時があります。まぶたがプクンと膨れている程度のことが多いのですが、まぶた全体が、腫れることもあります。普通は痛みませんが、細菌が感染すると、痛みがおこってきます。
原因/治療法・予防
マイボーム腺が詰まって、分泌物がたまり慢性に炎症をおこすのが原因です。
グリグリが小さければ、自然に吸収されて治ってしまうことが多いので経過を見ます。特に子供の場合は自然に吸収されることが多いです。グリグリが大きい場合や大人に発症した場合、手術をしてできものを取り除きます。そのほうが早く治ります。
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