トラコーマとは?/症状
クラミジアトラコーマティスの感染によっておこるトラコーマと言う結膜炎です。最近ではクラミジアという病原微生物によって起こるクラミジア感染症によって結膜炎が発症しています。
トラコーマの症状は感染を受けて5,6日後に、急に目やにが出たり、目が充血したりします。その後涙が止まらない、目を十分に開けられない、その他の複雑な症状を示す慢性期に入り結膜の血管が、角膜に入り込み角膜潰瘍を発生させたりします。結膜全体に炎症が広がると、涙を出す涙腺が犯されて、涙が出にくくなり黒目の部分が濁ってくることがあります。
クラミジアのほうは、眼瞼結膜にぶつぶつができ、白目の部分が充血してきます。
原因/治療法・予防
クラミジア・トラコーマティスの感染によって炎症が起こります。
クラミジア感染症もトラコーマもテトラサイクリン系の抗生物質の点眼薬や軟膏の使用が有効です。クラミジア感染症の場合はミノイマシンという抗生物質を内服し尿道炎や子宮管炎も治療することが必要です。
予防は性感染でうつるケースが多いので気をつけましょう。
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