全眼球炎◆症状

全眼球炎とは?/症状

眼球の中が化膿する病気です。
眼球の内部が化膿し、まぶたも結膜もむくんだように腫れあがり、目が痛み、涙が出てまぶしく、硝子体が濁ってくるとほとんど見えなくなります。炎症が強く目の外まで炎症が及ぶと目が少し突き出たり、眼球が動かせなくなります。

原因/治療法・予防

眼球内に細菌や真菌が感染して、眼球の中が化膿します。目の怪我をした部分から普通は浸入してきますが、目以外に、化膿している部分があるとそこにいる細菌が血液で運ばれてきて眼球に入って感染することもあります。
抗生物質を点滴や点眼で用いるほか、結膜や眼球内に注射すると治ることが多いです。やや進行した場合でも、硝子体を一部切除して悪い部分を取り除きそこに抗生物質を入れます。しかし、病気が進行した場合、眼球を摘出しなければならないことがあります。

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