肺炎◆症状

肺炎とは?/症状

肺炎は病原微生物の感染によって起こる肺の炎症です。
激しい寒気と震えが急におこり、39度から40度の高熱が出ます。呼吸に合わせて起こる胸痛、上腹部痛、呼吸困難、咳、タンもおこります。熱が高いときや血液中の酸素濃度が低下した時には意識が混濁しうわごとを言ったりします。老人の場合は、こうした典型的な肺炎の症状が現れず、気づきにくい物です。特に、それほどの高熱でもないのに、非常に重症な肺炎のことが多く、熱がないからといって軽視するのは危険です。

原因/治療法・予防

肺炎の原因で最も多い要因は細菌の感染です。抗生物質の登場によって治療し易くなりましたが、依然として死亡率高い重要な病気です。特に、糖尿病、心不全その他の病気があって、体力が衰えている人、がんなど悪性の病気の治療を受けている人、老人などがこの病気にかかった場合は治療が難しく、重症になりがちで死亡率が高くなっています。
まず安静が大切でそのために入院治療することで原則です。病院機関は、病気の重症度によってまちまちで、完全に治りきるまで入院してなくてもいきません。老人は比較的長い時間の入院治療になることもあります。

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