アルコール性肝障害◆症状

アルコール性肝障害とは?/症状

アルコールは、胃・十二指腸で吸収され、門脈という血管を通って肝臓へ運ばれ、大部分が肝臓で分解されます。このときに、アルコールによって肝臓が直接、障害される危険も出てきます。
アルコール性肝障害には、軽い順にアルコール性脂肪肝、アルコール性肝炎、アルコール性肝硬変などの段階があります。アルコール性脂肪肝の症状はなかなか感じないものですが、疲れやすい、だるい、右側の1番下の助骨の下の重苦しさを時々覚えることがあります。アルコール性肝炎は、飲酒常習者が大量のアルコールを飲んだときに、横断、発熱、腹痛などの重い症状を示すことが時にあります。アルコール性肝硬変は肝臓がゴツゴツして硬くなり、働きが低下して、黄疸、むくみ、腹水などが現れてきます。また首筋、前胸部などの欠陥が、虫のクモが足を広げたような形に動き出てきたり、手のひらが赤くなったりする症状が現れてきます。さらに進行すると、脳症を起こして意識がおかしくなったり、肝臓に癌が発生してきたりします。

原因/治療法・予防

アルコール性肝障害の原因はその名の通りアルコールの過度な飲酒による物です。
アルコール性脂肪肝の場合、飲酒をやめると肝臓は元の健康な状態に戻ります。しかし完全に禁止をしないとなかなか値が下がってきません。アルコール性肝炎を起こした時は完全に禁止を守ることが必要で入院して治療することが多い物です。これで治りますがこのようなことを繰り返していると、アルコール性肝硬変とすすめます。アルコール性肝硬変は目立った症状のない初期のうちは、飲酒を守る以外とくに治療の必要ありませんが、医師の指示に従って無理のない規則正しい生活を心がけることが大切です。しかし色々な症状が現れてきた場合には非代償期肝硬変に応じた治療が必要で時に入院が必要になります

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