慢性膵炎◆症状

慢性膵炎とは?/症状

膵臓に慢性の炎症が起こり、長期間にわたって腹痛がとれず、膵臓の機能が低下し、消化不良や糖尿病が起こったりします。
上腹部から背中にかけての痛みが長期間続き、なかなか治りません。同時に悪寒、嘔吐、下痢を伴うこともあり、食事の摂取量が減って体重が減少してきます。

原因/治療法・予防

暴飲暴食など様々なことが考えられますが、飲酒常習者にこの病気は多い物です。
アルコール常習者は、禁酒が第一です。精神的過労、暴飲暴食を避け、脂肪分の少ない食事をとるようにします。薬物治療として強力な消化剤を内服し、痛みに対して鎮痛剤を使用します。手術は、痛みが長期間持続しどうしても治らないときに、最後の手段として手術を考えます。拡張している膵管と小腸をつなぐ手術、膵臓に入る神経を切る手術、膵臓の一部を切除する手術が行われますが、どんな人でも痛みが完治するわけではありませんので、手術をするかどうかは専門医の判断に任せるべきです。

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