急性白血病◆症状

急性白血病とは?/症状

血液や骨髄の中で幼若な白血球がどうかします。この結果、血液を作る骨髄の能力が衰え、貧血、血小板減少といった血球成分の減少が起こります。年間の発症頻度は、人工10万人当たり3人から4人でそれほど多くありません。
はじめ、疲れやすい何となく元気がない、体を動かすと息切れや動悸を感じる、微熱が出る、歯肉から出血する、打撲した部位にあざができやすいと言って症状が現れます。このような症状が続くうちに、急に高い熱が出る、鼻血がでやすい、青あざができやすい、顔色が青白い、リンパ節が腫れるといった症状も見られるようになってきます。また関節や骨が痛むこともあります。

原因/治療法・予防

白血病の原因はまだわかっていませんが放射線の照射を受けた人やシンナーなどの有機溶剤を使う人に発症が多いと言われています。また、ウィルスや遺伝的な素質も発症の誘因になるとされています。
治療の目標は、白血病細胞絶滅させ、正常な血球の再生を図ることです。このために、抗白血病剤、副腎皮質ホルモン剤を内服や注射で用います。また、輸血や止血剤の投与なども行います。病原微生物に対する抵抗力が低下し、感染症にかかりやすくなっているので、無菌室に入ってもらったり、大量の抗生物質を使用したりします。

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