慢性腎炎◆症状

慢性腎炎とは?/症状

腎臓の血液のろ過装置である糸球体に、出血性の炎症が起こり、治りきらずに続いているのが慢性腎炎です。血尿、タンパク尿といった尿の異常に、高血圧、むくみといった症状が、1年以上続いているときに慢性腎炎と診断します。慢性腎炎は大人の腎臓病で最も頻度が高い物です。
健康診断などの検尿で、軽い血尿やタンパク尿が見つかり、詳しい検査で慢性じん炎と分かることが多いのですが風をひいたり、熱が出たりしたときに突然目で見て分かるような血尿が出て発見されることもあります。10%から20%の人は、高血圧、むくみが起こり、ついにはじん不全に陥って人工透析か腎移植が必要になります。

原因/治療法・予防

慢性腎炎の原因は特定はできませんが、ほとんどが急性腎炎と同様にして起こると言われています。急性腎炎症候群はほとんどの場合、細菌の1種であるレンサ球菌による感染が原因です。
軽い血尿とタンパク尿だけで高血圧、むくみ、腎機能低下などの異常が全くない場合は日常生活は健康な人と同じように送ってかまいません。ただし、可能にならないように注意しましょう。そのほかは異常の程度に応じて安政の度合いが指示されるでしょう。食事療法として軽い血尿とタンパク尿だけの人は、1日の食塩摂取量を10グラム以下に抑えるだけで特に制限はありません。高血圧、むくみ、腎機能低下などの異常を伴う人は、食塩を1日6グラムから3グラムに抑える減塩食と、たんぱく質の1日の総摂取量を50グラムから40グラムに抑えるタンパク制限食となります。

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