尿路結石◆症状

尿路結石とは?/症状

尿の中の成分が固まって、石のような物が発生する病気です
上部尿路結石で、特に尿管に詰まった場合は、わき腹から背中へ走る激痛が起こり、この痛みで尿路結石と診断できることもあります。しかし、必ずこのような激痛が起こるとは限らず、サンゴ状結石でもほとんど痛みを感じないこともあります。また下部尿路結石など結石の位置によっては、外陰部に放散する痛みを感じたり、胃・十二指腸潰瘍の痛みに思われたり、心筋こうそくの痛みと区別がつくなかったりします。

原因/治療法・予防

普段からあまり水などを飲まない人は、尿の水の割合が少なく、含まれている成分の割合が多くなるためにように溶けているはずの成分が結晶となり、欠席が生じやすい物です。多汗症の人やスポーツなので大量の汗をいつもかく人も、同じ理由で欠席が生じやすくなります。食品では、ホウレンソウよりも乳製品からのカルシウムの取り過ぎが、尿路結石を生じさせやすくします。
機械を使って体外から一種の音波によるエネルギーを体内にある尿路結石にあてて、結石を砕いて尿といっしょに体外排出させてしまう治療法です。この機械は麻酔を必要としないため入院せずに外来治療できる物もあります。また、内視鏡を使い尿道のほうからでレーザーや超音波で結石をくだく治療法もあります。

尿路結石の再発を防ぐには、水などを十分に飲んで、尿量を増やし、尿路をよく洗い流すようにする一方、体を動かすことが役立ちます。これによって、結石ができても、小さな家に量といっしょに体外へ排出されてしまうこともあるのです。カルシウム結石だった人は、カルシウムの過剰摂取を、尿酸結石だった人は、尿酸を多量に含む肉類の過剰摂取をそれぞれ避けるようにします。

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