包茎◆症状

包茎とは?/症状

幼児期は、包皮の先端が狭く、亀頭露出できないこともありますが、成長とともに徐々に広がり自然に包皮が翻転して亀頭が露出します。思春期を過ぎても包皮が翻転せずに亀頭部が露出しない状態が続いている場合を包茎といいます。
勃起時に自然に包皮が翻転して亀頭が露出する仮性包茎と勃起時にも亀頭が露出しない真性包茎とがあります。

原因/治療法・予防

真性包茎は先天的ですが、仮性包茎は思春期のマスターベーションの仕方によることも多いようです。
亀頭が露出しない状態が続くと、亀頭と包皮の間に垢がたまり、亀頭包皮炎や尿道結石が起こりやすくなります。また、陰茎癌を発生させる可能性もあります。包皮の先端を輪状に切開し、余分な包皮を切り取る、外来でできる簡単な手術で治ることもできます。全身麻酔をしないと手術できない幼い子は手術をしない物ですが、亀頭包皮炎を繰り返したり、排尿時に包皮が膨らみ尿が出にくかったりする時は、手術に踏み切ります。

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