骨折とは?/症状
骨の折れ方は、ひび割れているもの、二つにぽっきりと折れているもの、折れた部分で骨がずれてるもの、ばらばらに骨が砕けているものなどさまざまです。骨折のうち、皮膚に傷のないものを皮下骨折、閉鎖性骨折通り、皮膚が破れて骨が外に飛び出しているものを複雑骨折、開放性骨折といいます。頻度が高いのは閉鎖性骨折ですが、労働災害や交通事故では、しばしば開放性後出起こります。開放性骨折は、皮膚が破れているため、そこから細菌感染が起こりやすく、化膿する危険が高いものです。
骨折した部分に、強い痛みが起こります。特に骨折した部分を動かしたり、圧迫したりすると、激しく痛み、腫れも強く、時に熱を持つこともあります。骨が、折れた部分で大きく崩れていると、著しく変形し、折れた部分でグニャリと曲がります。
原因/治療法・予防
原因は様々ですが、自転車やオートバイに乗った転倒したり、高いところから落ちたり、交通事故、スポーツ外傷、労働災害、滑って転倒したりゴルフをやりすぎたり、転んで、手をついたときにに起こったり、高いところから飛び降りてしりもちを吐いたり、強い衝撃を受けたときに起こりやすいものです。
ひびが入った程度であったり、折れた部分がほとんどずれていない骨折は、そのままギブスや金属の副木で固定します。これてる部分でずれていたり、ばらばらに砕けている骨折の場合は、麻酔をして、骨を正常な形へ戻す整復をします。整復は、手で引っ張って行うことが多いのですが、重りをつけた牽引機で時間をかけて整復することもあります。整復がすんだら叱ると固定します。整復がうまく行かなかったり、整復しても、すぐずれてしまうときは手術ですよです。手術は、人体に無害で、さびない特殊な金属のプレート、ねじ、線などを使って離れている骨を繋ぎます。この場合、完全に骨がつながってからもう一度手術をして金属を取り外すこともあります。手術をしても骨をつなぐことがいないと思われるとき特に高齢者の大腿部内側骨折などの場合は、人工骨頭に取り替えることもあります。
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