帯状疱疹◆症状

帯状疱疹とは?/症状

体の左右のどちらか、片方の神経の支配領域に沿って、直径2ミリから4mmのブツブツや水疱が帯状に発生して痛みます。
痛み方は、鈍い痛み、刺すような痛み、やけつくような痛みなど、様々です。

原因/治療法・予防

水痘・帯状疱疹ウィルスが神経に沿って感染を起こす物で、三叉神経、肋感神経、座骨神経の支配領域に起こることが多いいものです。春秋の季節の変わり目に発症することが多く、普通一度かかれば免疫ができ、再発しません
疱疹や水疱のできる部位に抗生物質軟膏を塗ります。痛みが強いときは、消炎鎮痛剤やビタミンB1、ビタミンB12などを服用します。
発熱、だるい、食欲不振などの全身症状があったり、病変部の症状は特に強かったりする時は、免疫グロブリン、化学療法剤、輸液、強心剤などの使用が必要になります。水疱のできた部分に、醜い跡が残ったり、神経痛、皮膚の感覚異常などの後遺症が長く続いたりすることがあります。

まれに、角膜が侵されて視力が低下することがありますし、顔面神経麻痺、聴力障害、味覚障害を併発するハント症候群に発展することもあります。このようなことを起こさないために、皮膚科医の治療で完全に直すことが必要です。

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