口腔がんとは?/症状
口の中にできるがんのうち最も多いのは、舌がんで、消化器系のがんの約10%に当たるといばれており、これば胃癌、直腸がん、食道がんに次ぐ頻度です。そのほかの口腔粘膜にもがんはできます。また、悪性黒色腫や、白血病の症状として見られることもあります。
舌がんの場合、舌の上面や下面にできることはまれて、舌の後部の側面にできることが最も多い物です。初めは、その部分が厚ぼったい感じがして痛みはありませんが、次第に硬いしこりとなり、やがてつぶれて潰瘍になります。潰瘍なると痛みが強く、特に話をしたり、食事をしたりするときに痛みがひどくなります。がんは早期発見、早期治療が肝心ですから、疑わしいときは、直ちに口腔外科か耳鼻咽頭科医の診察を受けることです。
原因/治療法・予防
口腔がんの原因は良くわかっていませんが、口の中の要因として、壊れたり間もなくなった入れ歯、虫歯のとがった縁などによって長期間刺激されるといったことが考えられます。
治療は、外科的切除、抗がん剤の使用、放射線療法が行われます。
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