摂食障害◆症状

摂食障害とは?/症状

食べる行動の異常には、神経性無食欲症と過食症とがあって、まとめて摂食障害と呼んでいます。
神経性無食欲症では、次のような症状がみられます。
@高度のやせがみられます。比較的短期間に20キロから30kgぐらい痩せてしまいます。ひどい栄養失調で言うならない限り、精神的には大変元気です。
Aほとんど食べません。水分や果物を少量とり、固形物はほとんどタメなくなります。
B女性は月経が止まります。
C痩せる為に、やせ薬、下剤、浣腸を使ったり、自分で吐いたりして、ときどき盗み食いがみられます。
D自分で痩せているときが1番活発で、外見上も醜いと思いませんか。多くは大人になりたくない、太りたくないという考えが、脅迫的な性格の人に多く、学校の成績も良い人が多いようです。
神経性無食欲症の人の一部が急にたくさん食べ始めて太る時と、それと関係なくむしょうに食べたくてメチャクチャに過食する物です。自分でコントロールできるに悩みます。抑えきれずに過食し短期間が太ってしまい悲しくなり、また食べなくなって、やせすぎてしまうというタイプの人もいます。

原因/治療法・予防

家庭内の問題や、母子関係、対人関係のストレスが食欲の異常の変化を起こすと言われています。
痩せすぎて生命にかかわるようなときは、まず、あらゆる方法で栄養を補給しなければいきません。ボトルのを嫌がって、頑固に食べませんから、精神療法や抗補精神薬を使用して、様子をみながら治療していきます。過食の場合も、なぜそのようになるのかをよく調べて、精神療法を行います。過食の人も時々死にたくなったり、思わぬ自傷行為に走ることがあるので、注意してください。

気になる病名・症状を入力