急性中耳炎◆症状

急性中耳炎とは?/症状

鼓膜の奥の中耳という部分に、急性の炎症がおこった物です。
炎症が軽い時は、耳の詰まった感じ、耳の痛み、軽い難聴といった程度です。炎症が強いと、夜も眠れないほど激しく耳が痛み乳幼児は39度以上の高熱が出て、ひきつけを起こすこともあります。このような場合、耳を診察すると、鼓膜の内側に膿が溜まり、そのために鼓膜全体が充血してはれあがっています。

原因/治療法・予防

急性中耳炎は、耳管経由で鼻やのどの主に急性炎症が中耳に及ぶ状態です。
耳の痛みが激しいときは、医師から鼓膜切開が必要と言われることが多いです。これは、中耳の中に海や分泌物が溜まりすぎて、鼓膜が腫れあがっているときです。やがて鼓膜を自然に敗れ、開いた穴から耳だれがでてくるのですが、その前に鼓膜を切開し、耳だれを出してしまった方が、痛みがおさまり、治りが早くなります。

鼓膜切開は、局所麻酔をして行うのでほとんど痛みませんし、切開したとの鼓膜の傷も数日で自然にふさがり、後に穴が残って、難聴になるようなこともほとんどありません。ただ、耳だれが止まらないと鼓膜に穿孔が残ることあります。また、難聴が起こっても、乳幼児は、聞こえているかどうか自分で判断することができません。

従って痛みが収まった後も十分な治療消え内耳炎など併発して難聴を起こしていないか診断してもらうことが大切です。家庭での応急手当として、濡れタオル、氷嚢、氷まくらなどで耳を冷やすと痛みが和らぎます。

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