子宮外妊娠◆症状

子宮外妊娠とは?/症状

子宮以外の部位に、受精卵が着床して発育した場合を、子宮外妊娠といいます。受精卵が着床した部位によって、種類に分けることがありますが、子宮外妊娠の大部分は卵管妊娠です。
はじめ、子宮からの出血が起こり、次いで下腹部痛が起こるのが特徴です。月経予定日ごろかこれより少し遅れたころ、少量の褐色の出血が起こって来ます。この出血は、継続的に続いて、ホルモン剤や止血剤を使用しても出血の止まらないことが多い物です。出血後、しばらくすると、下腹部痛が起こって来ます。妊卵が破裂すると痛みが激しく、流産した場合は痛みが軽いと言われますが、腹腔内に出血した量などによっても違ってきます。破裂して腹腔内への出血量が多い場合には、痛みが激しいだけではなく、時には、手足が冷たくなって顔面蒼白となり、急激に貧血や血圧降下をこするショック状態に陥り、生命が危険になることもあります。出血と下腹部痛のほかには、排便したような感じが起こることもあります

原因/治療法・予防

多くは卵管炎が原因です。受精卵は子宮への移動が上手くいかないと、卵管など正常ではない場所に着床してしまうのです。どうして上手くいかないかというと、卵管が狭かったり、通りが悪くなっていたり障害があるからです。
早く開腹手術をして、子宮外の胎児を摘出します。手術が遅れると、生命にかかわることがあります。

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