大腸がんの食事療法
大腸がんの食事療法というとなにか難しそうとか、特別なこととか考えがちですが基本は悪い食習慣をやめて良い食事を 続けることです。
では大腸がんの食事療法から見て悪い食事習慣とはなんでしょうか?
それはがん細胞が促進する、がん細胞が喜ぶ食材を食べてしまうことです。
具体的には動物性の食品のグループである牛乳や肉(脂肪)、油類(サラダ油・植物油まで) マーガリンなど。
それに加えて加工品(ハム・ソーセージ・お菓子等)や刺激物(アルコール類・スパイス・カフェイン等)です。
これらの食材を食べ続けることでリスクは増大し悪い食習慣になっていきます。
ではがんを抑制するといわれる食材はどんなものがあるでしょうか?
代表的なものに玄米があります。玄米は栄養素がすぐれているだけでなく免疫細胞が活性化することが確かめられています。 また野菜や果物と同時にイモ類、豆も一緒に食べることでより良い食習慣になります。
さらにキノコ類はやはり免疫系を強化するすぐれた食材として注目されています。
そしてもう一つのポイントとしては食材だけでなく食べ方にも注意する必要があります。 簡単なことですが非常に重要です。
それは規則正しく食事をする、寝る直前に食事をしない、お腹一杯食べない、良く噛んで食べる。 これだけです。
総合的に肥満や運動不足はやはりリスクを増大させるのでその原因となる食習慣や食材は良くないと言えるでしょう。 当たり前のようですが2000年以降の健常者のがん予防、治療中や再発防止のための研究発表ではほぼ確定した要素となっています。