食物繊維と大腸がんについて
食物繊維を多く含んだ野菜や果物・もしくは食物繊維それ自体は、大腸がんを予防するのでしょうか?
予防のページでも少し触れましたが、ここではより詳しく述べたいと思います。
結果から言うと食物繊維の摂取による大腸がんの予防効果は団体や国によって結果が違いました。
これは実験の質による違いもあるのですが、より繊維だけの実験ではほとんど効果は見られないようです。
しかし自然な食物から自然な形で摂取すると当然繊維だけでなく様々な栄養素をバランスよく摂取でき 結果的に繊維を摂取するメリット相乗的にも生かされ、大腸がんはもちろんのこと他の心疾患や糖尿病の抑制にもなり さらには免疫力もついてたのがんの抑制にもつながるといえます。
国別ですと欧米では食物繊維の効果は低く、ヨーロッパ圏ではかなり効果が、みられたそうです。
ただし、調査でわかったことは、一定以上を越えて繊維の量をたくさん食べても効果はあまり見られなかったのですが 一定以下の場合リスクが高くなることは確実なようです。
これでわかることは、食物繊維を大量に食べたからといって劇的に予防にはならないけれども、まったく食べない人は 日々バランスよく食べている人に比べてリスクがかなり高いということです。
やはり、毎日の食事でバランスよく食事を組み立て、その中に自然と食物繊維を取れるようにすれば十二分に予防効果は ありそうです。