肝臓がんを予防するには?
肝臓がんの多くはB型・C型肝炎ウィルスの感染ををもとに発生しており、C型肝炎ウイルスは、肝臓がんの原因の約70~80%を占めています。そのため、まずはこういった肝炎ウィルスにかからないようにすることが必要となってきます。
また肝臓がんの多くの場合は肝硬変を経て肝臓がんになることから、肝硬変にならないように食生活、生活習慣に気をつけることが大変重要となってきます。
肝炎ウィルスにかからないために
- 他人の血液が付いている可能性のあるもの(歯ブラシ、カミソリなど)は共用しない。
- 他人の血液に触る時は、必ずゴム手袋を着用する。
- 注射器や注射針を共用して、覚せい剤、麻薬などの注射をしない。
- 入れ墨やピアスをする時は、確実に適切な方法で消毒された器具を使用する。
- 性行為にはコンドームを使用する。(特によく知らない相手との性行為は要注意)
食生活
- お酒を飲みすぎない
- 食べ過ぎない
- バランスのとれた食事をとる (特に繊維質や緑黄色野菜、大豆食品)
生活習慣
- 禁煙
- 毎日適度な運動をする
- 睡眠、休養を適度にとる
- 年に1回の定期的な検査