悪性リンパ腫の症状

悪性リンパ腫の症状として、リンパ節の中で悪性となったリンパ球が増えることによりこぶ状にはれ上がります。しかし1センチ以下であれば風邪などから起こるリンパ節炎やその他の一般的な疾病でも体調によっては発症するので経過観察が大事になります。

首・わきの下・足の付け根などの表面に近いリンパ節が腫れてきます。基本的な症状はどちらかというと体調不良的な主観なのである意味特徴がないと言えます。

代表的な症状は発熱・微熱・全身倦怠感・立ちくらみやふらつき・急激に体重が減る・発汗などです(B症状に移行するという)。風邪や慢性疲労的な症状に似てますがやはりリンパ節の腫れが伴うのが特徴的といえます。

悪性リンパ腫の種類によっては、皮膚の一部が赤くなり斑点や放射状にひろがったりします。またその部分がかゆみを伴う場合もあります。リンパ節が1センチよりも大きくなったり数が増えてきた場合は注意が必要になります。この場合は過去にそういった事が起きやすい体質であるとか他の疾病が慢性化したものでないか精密検査する必要があります。

ひとによってはまったく症状が感じられず定期健診や他の病気の診察の際に偶然見つかる事もあります。またリンパ節意外でも内臓等にも原発巣として発見される場合もあります。

またリンパ節の腫れが大きくなっても痛み等がないので放置して主観としてもまったく問題がなかったため体重が激減して異常に気がついて検査したら末期の状態だったというケースもあります。

リンパ節の腫れの病気は他にもありますからこのような症状がある場合は早めに検診検査をしておくことが大事といえます。

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リンパ節炎との違い

悪性リンパ腫と一般的なリンパ節炎等とは症状が似ていて基本的に検査が必要ですが、その違いは痛みの有無と触った時の硬さである程度区別することも可能です。

絶対とは言えませんがリンパ節炎は痛みが伴い触った感じは比較的やわらかいです、表面がつるつるした感じでしこりが動きます。

悪性リンパ腫の場合は痛みは少なく元々動いていたものも癒着して動かなくなります。また表面は比較的盛り上がりが少ないのが特徴です。

ですが厳密には個人の体質や進行度によって正確さを欠くので主観ではなくやはりきちんと検診検査をすることが重要です。