タルセバのすい臓がん承認について

タルセバ(エルロチニブ)は非小細胞肺がんの延命に効果の確認されている内服の抗がん剤です。

米国などではすい臓がん患者にも承認されていて、ジェムザールとの併用で効果を確認されています。

日本においては肺がんの治療には中外製薬から条件付きで治療に使われていますがすい臓がん治療にはいまだに承認まではいたってはいません

ネットなどで署名活動など行われていますが結果はまだわかりません

すい臓がんの抗がん剤による化学療法の選択肢は数が少なく、より多くの治療・延命効果の幅と可能性を広げるためにもタルセバの承認が待たれるところです。

また承認を待つ患者さんや医師・医療機関があるのも事実です

一般的な副作用としては多く報告されるものとして下痢が上げられます。また疲労感や食欲不振、吐き気、発疹などもあるようです。

重篤な副作用としては失神・心筋梗塞・不整脈・腎不全・脳卒中・神経障害・すい炎、人によっては肺の炎症などがあります。

あまりにも副作用が強い場合には治療を中断するケースもあります。

数々のガン患者を完治させてきた食事法

すい臓に負担をかけないために

すい臓がんのリスクを減らすためには様々な事があげられますが、直接的にすい臓に負担をかけるのはやはり普段の食事といえます。

暴飲暴食は論外ですが、知らず知らずのうちに負担をかけている要素に「あまり噛まずに飲み込んでいる」食事があります。

卵かけごはんや納豆ごはん・味噌汁や残りのスープで「サラサラ」とご飯をあまり噛まずにかきこんで飲み込むことです。

これは習慣性があって、食事の最後についついくせになり量も多くなるとともに租借されずに一気に胃に流れ込むので インスリンが一気に放出され結果すい臓に負担がかかります。

怖いのは習慣になっていて、毎日負担をかけているということです。

この毎日が怖くていつのまにかすい臓が疲弊して糖尿病やすい臓がんのリスクになってしまいます。

すい臓に負担をかけないために、毎日の食事は良く噛んで食べるようにすることだけですい臓がんのリスクを下げることに つながるといえます。

これは脂っこいものを控えることや甘いものを控えることと同じくらい大事で、 おいしいものをたとえ我慢していてもそのストレスで比較的健康的な食材であっても一気に食べたり良くかまない場合 同じくらいリスクがあると心得て落ち着いてよく噛んで食事をすることが一番肝要といえます。

外来での抗がん治療について

抗がん剤の副作用を軽減するための薬の発達や副作用が出てきてしまった時の対処スキルも進化してきて、最近では抗がん剤治療も通院できる病院も増えてきました。

しかも通院治療センターを設置するところも増えてきて、これからは多少の入院期間の後、通院にて抗がん治療をする患者さんが増えそうです。

患者にとっても病院で過ごすよりも、家にいたいでしょうしできれば仕事もしていたいと思うのが実情だと思います。

しかし時には強い副作用に襲われ不安を抱くこともあるでしょう。もし、副作用が出た場合、その状況を具体的に覚えておくか紙に書いておくなどして、どうして強い副作用がでたのか?原因を自分なりに把握してそれを担当の医師に伝えることで、新たな対処スキルが身につきより良好に通院治療ができるコツになります。

より、がん治療が通院に対応していくにしたがいこれからがん保険を考えている人やがん保険を見直している人はガン通院保険をつけたほうが良いかもしれません。

代替医療についての意見

難治がんの代表であるすい臓がん患者にとって(もちろん他のがん患者もそうですが)代替医療の可能性に期待する気持ちはものすごくあるとお思いますが、期待する半面「本当に効果があるのだろうか?」「偶然か、気持ちの作用だよ」と言うのもいつわざる本音だと思います。

うわさやマスコミレベルでは信用できないというのもありますが、それでも完治の可能性にかけたい気持ちや、少しでも化学療法の副作用の半減にならないかと言う気持ちがふくらむ一方だと思います。当サイトでも真実を追求すべく姿勢でこれから情報をアップしてまいりたいと思います。

ただし、自分の命を懸けて実験できることではないので、あくまで慎重に情報収集し、誠実にうわさを評価するしかないのですが・・・それでも!と言う方は記事をご参考ください。

そもそも、代替療法の定義の範囲は広く、漢方や針といった現代では市民権を得ている治療法もはいっていますし、それこそ昔から体に良いとされるごく普通の食材も入るでしょう。そういう一般的に知られていることや、以外に知られていないのに効果の評価の高いものなどありましたらアップしてまいりたいですね。

個人的にイメージとしては、自然治癒力を高める・生命力を強くする・新陳代謝をよくする・血液をキレイにする、といったイメージがあるのですが、がんの原因のひとつである悪い細胞を免疫細胞がやっつけるなんて思わずイメージしてしまいますよね。

しかし根本的な考えは、身体の変化させる力を強くする、より良き方向に強く変化させる力を引き出す、強化する補助するという考えでよいと思います。薬の作用も副作用もこの変化させる力がなければ反応がないわけですから、やはり生命力をつよくすると言うところですかね。

この変化させる力についてより深くいろいろ調べ考察して、アップしていきたいと思います。話は変わりますが、昔こういった健康食品のような薬の代わりなるような効果の評価の高いものに圧力をかけるといった記事を読んだことがありますが、こういった代替医療の負の側面を利用するといった概念についても考察してみたい気もします。

ともあれ、より良い正確な記事をアップしたいと思います。

セカンドオピニオンの上手なとり方

セカンドオピニオンというのは、第2の意見という意味で、病状や治療法について、自分の担当医以外の医師の意見を聞き、参考にすることをいいます。

自分が、がんと宣告されたらどこの病院で治療を受けていいか自分自身で決めるのは難しいものです。ましてや専門的な治療法をいくつも提示されたり、もっと良い方法が自分にはあるのではないか?と思う等々・・・。やはり納得をして治療をしたいのが心情です。

そこでより多くの情報角度、医師に説明援助してもらうのがセカンドオピニオンの目的です。スムーズなセカンドオピニオンには主治医とのしっかりとした話し合いが必要です。

それと必要な書類や予約の有無は、病院によって異なりますが、基本的には紹介状や資料が必要となることがあります。これは、本人の病気の状況によって、治療も異なることが考えられ、その本人の客観的な医学的情報が必要となるからです。

  • 診療情報提供書 【紹介状】
  • 画像診断のフィルム等
  • 診療情報提供書以外の検査の結果

これらを用意して、自分の質問したいことなどを前もってメモなどをして、納得できるまで質問しましょう。

ただし、セカンドオピニオン外来は保険が効かないので全額自己負担となります。

数々のガン患者を完治させてきた食事法

すい臓がんと喫煙

すい臓がんにかかると、発病から1年以内に、事実上すべての患者が死亡するという、最も恐ろしいがんの一つである。

このすい臓がんの発生を促し、がん細胞の成長を早めるのが、喫煙である、という研究が、このほど、シカゴで開かれた「米臨床腫瘍学会」(AmericanSocietyofClinicalOncology)で発表された。

研究を行ったのは、ノースウエスタン大学(イリノイ州)のランドール・ブランド博士らで、すい臓がんの治療を受けた1万8346人の患者を調べた。患者に関する情報は、病院のデータベースから得られたもので、すべてのデータに、喫煙に関する情報が含まれていた。

調べた患者の発病年齢で最も多かったのは73歳だった。つまり、すい臓がんを診断されたのが平均73歳だった。ところが、喫煙者だけについてだけ調べると、発病年齢は63歳で、10年も若かった。以前は喫煙をしていたが、途中で禁煙したしたという人では、発病年齢が平均70歳だった。

つまり、喫煙者と非喫煙者の中間だった。このことから、研究者たちは、喫煙がすい臓がんの発生を早めるだけでなく、がんの進行を促している、と結論づけた。ブラント博士は、「元喫煙者が、全く吸わない人と比べると、すい臓がんの発病年齢が速いということは、喫煙が、腫瘍形成の初期の段階から、関係していることがわかる」と言っている。

同博士はさらに、「すい臓がんにかかると、おしなべて死に至ること考えると、喫煙ーすい臓がんー若死、ということで、命を縮めている人が多いということだ。とにかく、たばこを吸わないように」と話している。

すい臓がんとフラボノイド

米国癌研究学会での報告によると、タマネギ、リンゴ、ベリーなど、フラボノイドを豊富に含む食物を摂取すると、すい臓がんを発症するリスクが25%低くなるそうです。

ドイツ栄養学研究所の主任研究員であるウーテ・ナスリングス氏(Ute Nothlings)によると、この効果は喫煙者にとってはさらに大きく、すい臓がん発症リスクは59%以上低くなるそうです。

カリフォル二アとハワイ在住の183,518人を対象とした多民族コホート研究の一部として行われたこの最近の研究によると、食物からのフラボノイド摂取量が最も多かった被験者のうち特に喫煙者は、フラボノイド摂取量が最も少なかった被験者に比べて、すい臓がんリスクが著しく低いことがわかりました。

食物頻度アンケートを用いた8年間の追跡調査の結果、被験者のうち529人がすい臓がんを発症しました。

この研究は予め、すい臓がんリスクと3種類のフラボノイドに焦点を当てて行われました。そのフラボノイドとは、タマネギやリンゴに含まれるケルセチン、ほうれん草やある種のキャベツに含まれるケンペロール、そして赤タマネギやベリーに含まれるミリセチンです。

分析の結果、これら3種類のフラボノイドはそれぞれすい臓がんリスクを減らすのに貢献しましたが、ケルセチンとケンペロールは喫煙者のすい臓がんリスクの低減に最も大きな効果を及ぼしました。

ナスリングス氏によるとフラボノイドは、がん細胞の細胞周期、細胞増殖、酸化ストレスを抑制し、解毒酵素やがん細胞の自然死をもたらすので、抗がん効果があるそうです。

フラボノイドに関する注目は急激に高まっており、イソフラボンやアントシアニジンなど、さまざまな種類のフラボノイドの抗がん作用は疫学研究、実験研究、臨床研究によって、次々に証明されています。

出典: 米国癌研究学会

すい臓がんと血糖値

すい臓がんになるとやはり血糖値に変化が現れます。

特にランゲルハンス島が小さくなるとその兆候が現れやすくなります。これはもともと糖尿の境界型の人が急に進行した 場合すぐに疑われるケースの一つです。

すい臓がんの手術を受けた予後においてもそのことは言えます。

やはり血糖値の動向を見ることは重要で抗がん剤の効果や他の薬も含めて経過を見る目安になります。

すい臓の機能のひとつであるインスリンの分泌は血糖値に大きく影響するのですい臓がんの予防や予後の経過の目安に非常に 役立ちます。

また血糖値は他の合併症の引き金や血管の疾病になりやすくなるのですい臓がんのリスク進行の目安だけでなく その数値には気を使い気をつけなければなりません。

いったん重篤な糖尿のコントロールの出来ない疾病にかかった場合一生のコントロールは必要になるでしょう。

すい臓がんと腹水

すい臓がんを治療しても進行が進むと腹水が現れる場合があります。原因は様々ですが抗がん剤による場合もありますし がんの影響で周囲の臓器が炎症をおこしたまるときもありますし放射線治療などによっても起こり得ます。

対応策としては患者さんの様子を見ながら苦しいようなら腹水を抜く器具をつけたり利尿剤で減らす場合もあります。

しかしあまり腹水を抜いたりすると栄養素や水分も大量に消失するので体力が一気に消耗したり血圧に影響が出たりするので 患者さん本人が苦しいとかいうのでない限りそのままにしたほうが良い場合もあります。

ただしあまりにも腹水がたまるばあい、お腹が張って肺や心臓を圧迫して苦しくなったり消化器官に負担がかかり食事が できなくなることもあるので注意が必要です。

いずれにしても主治医と患者さんの意見を良く聞き個別に判断してベストな治療法を見つけるのが大事といえます。

すい臓がんと緩和ケア

すい臓がんはがんの中でも予後の悪いがんであることは前述しましたが、そういう意味では治療と同時に どう残された時間を有効にまた快適に過ごせるかということも重要になってきます。

がん治療とともに緩和ケアを考え実践することはこれから最も大事なことといえます。

これはすい臓がんだけにとどまらず他のがんも同じだとい言えます。

具体的には、やはり背部痛や腹部の痛みはすい臓がんの場合慢性的ですからモルヒネ等で痛みを緩和します。

精神的にはカウンセリングなどで精神的な不安定さや人生の希望を見出したりといったことを、ひどいうつなどの場合は 薬を使用する場合もあります。

日本の緩和ケアは治療と同時に行われにくいとの指摘もありますが、これは主治医との話し合いでコツコツと 克服していくしかないといえそうです。

また高度な緩和ケアと治療を十分に受けるにはそれなりの費用と機会が条件となるのも現実といえそうです。

すい臓がんと石灰化

石灰化というと様々な疾病の中にある症状のひとつですが、すい臓の疾病にもある代表的な症状のひとつです。

一般的にすい炎が起こるとすい臓の細胞組織がダメージを受けて細胞の変質や死滅を繰り返す段階で石灰化が進みます。

この石灰化のプロセスはいくつかのパターンがあって進行するのですが、結果的には細胞が変質や死滅を繰り返すことによって起こります。

石灰化とはダメージを受けたすい臓組織が繊維化を繰り返しそこにカルシウムが沈着して起こります。

原因はいわゆる大量なお酒の摂取と高脂肪高カロリーの食事で約10年も継続すれば発症し一度失った細胞や機能は回復することはありません。

これがすい炎の石灰化ですがすい臓がんにおいても同様のことがいえます。

すい臓がんが進行することによって石灰化が進みCT等で検査すると死滅したがん細胞が石灰化してがん細胞が黒く映るのに対してその中に白く石灰化した組織が確認できます。

必ずしも石灰化したものががん細胞というわけではなくあくまで繊維化にしろ死滅したがん細胞にしろカルシウムが沈着して起こるのが石灰化ということです。

すい臓がんとNK細胞療法

がん治療の標準治療といえば外科手術と抗がん剤治療だけれどもすい臓がんの場合末期であることが多いので、結果的に有効でない場合が多い。

そういう意味でいえばすい臓がんにおけるNK細胞療法は希望であり、有効な治療法であるといえる。

高活性化NK細胞療法やT療法はわずかな血液を採取してその中に存在する免疫細胞を活性化と培養してから患者さんの体に戻すという治療です。

標準治療がどちらかというとわずかな延命という結果にになりがちなすい臓がんの治療の中でNK細胞療法の進化はななり期待できる分野であると言えます。

ただし費用の負担は大きく一回の治療で30万程度でいわゆる1クールで150万~180万程度かかってしまうのが課題となりそうです。

NK細胞とは?

最近はテレビなどで健康を扱うことが多いので露出が多くなったことで有名になったNK細胞ですが、免疫系細胞のひとつで全体の15%程度だと言われています。

免疫細胞にはマクロファージなどもありますがリンパ球の仲間のひとつです。

特徴的なのはT細胞とともにがんに対しての免疫効果が高く単発でのがん細胞撃退力が確認されており、比較的高度なコントロールをしないでもがん細胞をすぐ悪玉と認識して攻撃する特徴がありすい臓がん治療にも免疫系治療の中でも適していると言われています。

上腸間膜動脈閉塞とすい臓がん

上腸間膜動脈とすい臓がんには様々な関係があります。

まず上腸間膜動脈にはすい臓がんからのがん細胞が浸潤しやすいということと、すい臓がんの手術をする際に上腸間膜動脈閉塞によるリスクなどがあります。

上腸間膜動脈とは腹部にある動脈の中心的位置にあるといってよく腸やすい臓に酸素や栄養を与える重要な役割を担っています。

上腸間膜動脈から網の目のように血管が張り巡らされているので当然すい臓がんの転移や浸潤にはダイレクトかつ深い関係にあります。

またすい臓がんの手術の際高齢者の場合は特に狭窄の場合がみられる場合摘出そのもののリスクや予後のリスクに多いにかかわってくるので注意が必要になります。

患者自身の体力にもよりますが上腸間膜動脈閉塞などによる症状がひどい場合(悪心・下痢・脂肪便・上腹部痛等)手術そのものが出来ない場合もあります。

高齢や糖尿病の既往があり動脈硬化の進行がみられる場合は上腸間膜動脈閉塞のリスクによってすい臓がんの治療の困難に寄与してしまう場合が少なくありません。

フコイダンとすい臓がん

すい臓がんの代替治療としてフコイダンを考える患者さんは多いと思いますが実際のところどうなのでしょうか?

実際本人や家族が末期のがんの対策としてダメ元で使用する場合も少なくないようです。

また個人によってタイミングや摂取量を調節するのが良いという主張が多い

基本的に客観的な立場の報告でも害は基本的にはなく試してみたい患者さんで経済的な負担に耐えられるのならば否定はしない場合が多いそうです。

しかし大量に摂取した場合には肝臓の機能への影響や下痢などがあります。

もし患者さんが強く希望して気持的に楽になる場合などは完全に否定しなくてもよいのではないのでしょうか。

もし専門の健康食品ではなく通常の食品からフコイダンの効果を得たいと思うならもずくやわかめなどを摂取して免疫作用の確認されているきのこ類を同時に摂取することで効果はあるでしょう。

ごぼうの種ですい臓がんが縮小するという臨床試験について

富山大和漢医薬学総合研究所の門田重利教授がゴボウの種に含まれる成分が膵臓がんの縮小に効果があることを発見しました。

既に臨床試験があり、治療法が少ない膵臓がんの治療薬として実用化が期待されています

アルクチゲニンという成分が作用するのが効果の理由だそうです。

本来ゴボウの種は解熱や鎮痛作用があり、漢方生薬として使われていたようです。

そのごぼう種に含まれる成分のアルクチゲニンががんの温熱治療(がん細胞は熱に弱いので、がん組織を41~43℃に温めるとがん細胞が死にやすくなります。この原理を利用したがん治療法が温熱療法)の効果を高める可能性があるとしてマウスを使った実験をしました。

結果的にアルクチゲニンを投与したマウスは、投与しなかったものに比べて、約一ヶ月後にがんの大きさが三分の一程度に縮小したようです。

このアルクチニゲンの作用のカラクリは、がん細胞は熱に対して耐性を獲得することがあり がん細胞を温熱処理したときに産生が高まってくる熱ショック蛋白の発現過程を、アルクチゲニンが抑制することを利用してるようです。

つまり、がん細胞を温熱療法で治療するときに、牛蒡子に含まれるアルクチゲニンは熱ショック蛋白の発現を抑えることによって、がん細胞が熱に対して耐性を獲得する過程を抑え、がん細胞の温熱療法に対する感受性を高め、死にやすくする効果があります。

結果的にアルクチゲニンが他のがんの増殖を抑制する効果がある可能性が十分にあるそうです。

特に難治がんであるすい臓がんには朗報といえるでしょう。

すい臓がんと脳梗塞

すい臓がん患者が治療の際脳梗塞になったという報告があるようですが、何か関連があるのでしょうか?

個別の患者さんによって状況は異なるものの原因としては元々糖尿病や高血圧などの疾病があり血管などが弱っている場合など手術の影響や抗がん剤の副作用によってリスクが高まり結果的にすい臓がんの治療の途中で脳梗塞を起こすようです。

あくまで個人の状況によって違いはありますが、手術によって血管に負担がかかったり内蔵に負担がかかる抗がん剤治療が続くとかなりリスクは高まるようです。

特に末期のすい臓がんの場合衰弱も激しく基本的な抵抗力も低下してるので健常者ではなんでもない水分の不足や治療のストレスなどで簡単に脳梗塞のリスクが高まる場合もあります。

特に主治医から指摘がない場合でも家族が注意深く脳梗塞のリスクを注視する必要があります。

普段何気ない会話の中で何かおかしいと家族が気付いて看護師を呼んで脳梗塞が発見されたりする場合も少なくありません。

また負担のかかる治療の中では早期発見であっても重篤な不随に至る場合があります。

もし既往に心配のある場合大きな手術や抗がん剤治療の前に血管の状態を調べる検査等をしてリスクを確認する方法もあります。

それでリスクが解決するわけではないですが、主治医や家族のリスクの意識が高まったりお薬などで対応して未然にリスクを少なくすることが可能となるのは間違いありません。

それぞれの患者さんによって状況は異なるので本人の自覚などを考慮して家族が主治医とよく話し合うのが重要になります。

数々のガン患者を完治させてきた食事法