すい臓がんの原因
すい臓がんの原因とは何でしょうか？
すい臓がんの原因は医学的に決定的なものは実はありません。
しかし、実際にすい臓がんで亡くなった人たちの生活習慣や年齢・性別など統計によって ある程度の因果関係はわかっているようです。
喫煙
他のがんと一緒で、発がん性物質であるタバコを常飲することで、主な原因のひとつであると言われてます。飲酒
人より多くお酒を飲む人は、すい臓への負担もかかり、後述する膵炎の原因でもあるのでかなりすい臓がんの原因として高いといえます。食生活の欧米化
肉食・高脂肪食のような食生活がすい臓がんの原因になるといわれてます。また、偏った食事、野菜を一切食べないなど栄養学的にいってバランスが悪いと当然免疫力が落ちるなどして、結果がんになる原因を作ることになります。コーヒー
コーヒーもすい臓がんで亡くなった人に愛飲者多いといわれてます。コーヒーに含まれるカフェインが悪いなどといわれてますが統計的にコーヒーを良く飲む人はなりやすいといわれてます。慢性すい炎
今までは、危険因子ではないといわれてましたが、やはりすい臓の疲弊からすい臓に移行する傾向があるようです。糖尿病
糖尿病もすい臓がんの原因とは関係ないと言われてきましたが、最近の統計では、やはり普通の人よりも危険因子のリスクが高いようです。身内にがん患者がいる
これも仮説の域を出ませんが、統計的に否定もできません。加齢
40歳を過ぎたら、年齢によるリスクは始まってると思ってください。ピークは60～70代ですが、30代、40代でも危険因子が重なれば若年化の傾向がありますので、注意しなければなりません。大事な事は早期発見
何度も言うように、すい臓がんの原因は決定的ではありません。
大事なことは危険因子が重なる人は精密検査を定期的に受けることが、すい臓がんの早期発見にもつながり、早期に発見することがすい臓がんからの生存率をあげる一番の方法なのです。