すい臓がんと食事
すい臓がんの治療中の食事については治療の頻度によって、変わってきます。 基本的に入院中に制限はないそうですが、やはり脂っぽい食事ではなく野菜中心のバランスの良い 食事内容のようです。
化学療法を始めると、吐き気などが起こるのでお腹いっぱい食べると“おえっ”となってしまいます。 一回の量を少なくして、一日に数回食事すると良いでしょう。
よく聞くのはカロリーメイトなど食べやすくて栄養価の高い機能性食品を食べる人が多いそうです。
全摘出手術を受けた人の食事はお粥中心です。はじめのうちは摂取してもすぐに下痢を起こしてしまい食事とトイレの往復をしてしまいます。 様子を見ながら徐々においしいものに挑戦といったところでしょうか。
すい臓がんの場合手術や治療をしても延命の域を出ないのが現実です。 生きてるうちに食べられるのならばおいしいものをたくさん食べたい、食べさせたい、とうのが心情ではないでしょうか。
ゲルソン式がん食事療法
また、すい臓がんを食事療法で治したいという人は、ゲルソン式がん食事療法と言うのがあります。 ゲルソン式がん食事療法とは、アメリカのマックス・ゲルソン博士(1881~1959)が1930年代に開発した治療法で、食生活を変える(改善)することによってがんを萎縮させたり予防するというものです。
塩や悪玉コレステロールの原因となる油脂、動物性たんぱく質の摂取を禁止したり、無精白の穀類の摂取、カリウムやヨードの補給、大量の野菜または野菜ジュースの摂取を行います。また、コーヒー浣腸なども行います。 実際第3~4期のすい臓腺がんだった5年生存率は1%以下の46歳の男性が11ヵ月後に完治したとう話があります。