すい臓がんの余命について

難治がんの代表のすい臓がんはいったいどれほどの余命があるのでしょうか？

これは一般的なすい臓がんの発見とがん宣告のケースならば、まず具合が悪くなってから検査して発見なので進行した末期のすい臓がんであるのがほとんどです。

その場合手術しても完全には取りきらないですから、余命三カ月から一年といったところです。

これは統計が明確に示していて発見され宣告後三ヵ月で半数の方が亡くなってます。また一年で九割の方が亡くなってます。

個人の差があるにせよだいたいすい臓がんの余命は厳しいものがあります。

同じような進行のレベルでも予後が良い場合は非常に専門レベルの高い医療機関やスタッフまた、高額ではあるが最新の治療を受けられる場合はかなり余命が長く良い結果が得られます。

そういう意味で難治がんのすい臓がん治療に意欲的に取り組んでいる医療機関と医師に治療を受けることが、完治や予後の良い結果を出すことにつながるといえます。

すい臓がんの余命宣言は基本的に良くはありませんが、余命の宣言期間自体は病院によって異なります。

これは時代とともにさらにばらつく傾向があります。

その理由はすい臓がんの治療は基本的に困難であり、悪い言い方をすれば諦めたほうが賢明な場合がほとんどだからです。

しかし延命や完全治療に積極的に取り組んでいる病院も少なくなくこの差が余命宣言のばらつきになっているといって良いでしょう。

たとえば進行したすい臓がんを取り除いても周辺や血管にはがん細胞が残っていて容易に転移します。

普通はそこまでであとは予後を本人の治癒力に任せるのですが

それを防ごうとすれば大出血のリスクと新たに他の部位から毛管を移植したりと方法は存在します。

これはいい悪いではなくどの病院を選ぶのかということで積極的に徹底的にすい臓がんと戦いたければより専門の病院や医師を選ぶといったことでしょう。

そうすることによってすい臓がんの余命にも影響することはまちがいありません。

そういう意味ではすい臓がんの余命は積極的な医師や病院を探しきる患者さんの意志と行動にかかってるといってもいいかも知れません。