前立腺がんの原因とは？
ずばり！前立腺がんの原因はなんでしょうか？
実は医学的に直接的な原因は解明されていません。では本当に原因不明なのでしょうか？
しかし、やはりある程度の統計によりあきらかになっている事実もあります。 これは直接的に原因というより“前立腺がんになりやすい人”ととらえていただけるとわかりやすいと思います。
ひとつは当然ですが、加齢によるリスクの増大です。
これは前立腺がんが高齢者のがんであると言われているように50～60代で罹患率が急激に増えることから“加齢”がひとつのなりやすい原因と考えていいでしょう。
二つ目は、遺伝です。血縁者に前立腺がんになった人がいる場合危険率が高くなるということですが、もちろん統計では示しているものの、これには家族は同じ生活習慣や、食事の傾向があるため結果的になりやすい原因になるという説もあり、遺伝子レベルでの原因が絶対とは言い切れないと思います。ですが統計ではやはり結果、血縁者はなりやすいといえるでしょう。
米国では、父親、あるいは兄弟に前立腺がんの人が一人でもいる男性は前立腺がんになる危険性が2倍、二人いれば5倍になるという報告があるようです。こういった家系は若いうちからの発症が懸念されると言われてます。
三つ目として、やはり食生活が大きく関与しているようです。高カロリー、高たんぱくの食事やバランスの悪い食事は前立腺がんのみならずすべてのがんや病期の原因になります。特に高脂肪の食事はよくありません。俗にいう欧米化した食事と他の原因が組み合わせれば前立腺がんの発生頻度は高くなるでしょう。
その他の原因として危険物質の、“カドミウム”があげられます。乾電池などを扱う職業のひとはその可能性が高いといえます。
さらに人種的に、黒人 白人 アジア人の順に頻度が高いとも言われてます。