肺がんと標的免疫療法(がん樹状細胞療法)
肺がんの標準治療である外科療法、化学療法、放射線療法でも治療がすでに困難であると判断された場合でも有効とされる治療法がある。
それはがん標的免疫療法(がん樹状細胞療法)です。
がん標的免疫療法とは免疫療法の第四世代と呼ばれています。
免疫療法の中でも特にこのがん標的免疫療法が肺がん治療としての相性が良いとされ研究・実行されてます。
実際全身に転移をしてしまって従来の治療ができなくなっている患者さんに約3割~6割がん細胞の縮小が見られ、また進行が止まった症例が認められているようです。
それだけでなく化学療法等に比べ副作用が少なく原発腫瘍だけでなく転移した全身のがん細胞に効果が見られ再発防止にも貢献してくれます。
肺がんの末期治療の新たな選択肢としてがん標的免疫療法(がん樹状細胞療法)は注目されています。