乳がんの生存率

乳がんの生存率において一番重要とされているのはその「乳がんの進行度」すなわち病期(ステージ)です。

主に乳がんの進行度は「腫瘤の大きさ」と「リンパ節への転移の状態」によって0期からIIII期に分けられます。0期とI期が早期ですが、この時期の乳がんの生存率は大変高く、0期の生存率は約90%、I期の生存率は約80%となっています。

また病期(ステージ)が進むにつれ II期の生存率は約70%、III期の生存率は約40~50%、IIII期の生存率は20~30%と低くなって行きます。

近年は検査や治療の進歩により早期発見もできるようになり0期、I期の生存率はもともと高い生存率状態ではありますが、III期、IIII期の生存率も急速に上がってきています。

乳がんでは実にさまざまなケースがあるため、一概に言うことはできませんが、乳がんは一般的に他のがんと比べて5年生存率、10年生存率が高いがんとされています。

また新しい乳がん治療法がどんどん開発され進歩してきており、乳がんに経験と技術のある病院を選ぶ事により、生存率も確実に違ってきます。

早期発見に繋がるよう定期検診を受ける事、また乳がんになった時には適切な治療を受ける事が、乳がんの生存率を高めるためには重要となってきます。

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