大腸がんの手術費・治療費

一般的にがんの治療費については、一度に数十万円を支払わなければならないことがあります。がんの治療費は個人によって差があるので一概には言えないが本当にざっくり言ってしまえば保険会社のCMで有名な言葉で一日1万円とあるがだいたいあっているようです。

では、大腸がんの手術費用だけですといくらぐらいでしょうか?

ほんの一例ですが 結腸切除術で20日間で100万、下部直腸がんで180万円ほどです。

ただ、この金額は、あくまで一例と考えてください。同じがんでも治療方法、入院日数、検査や薬の種類で治療費は異なります。同じ大腸がんでも、内視鏡治療であれば入院期間はもっと短く自己負担額も少ないでしょうし、手術の前か後に抗がん剤治療が必要であればもっと費用はかさむでしょう。

もちろん正確な治療費は主治医に直接聞くのが良いです。

注意しなければならないのは、高額療養費の手続きは申告制ですので早めに手続きをしましょう。高額療養費は申告してから療養費が戻ってくるまで2~3ヶ月掛かります。ざっくり計算しても、最初に100万近く自己負担の可能性が出てきますね。

ちなみにガン全体の治療費の平均は1,495,000円 です。

治療費以外にも意外とかかる雑費

入院時の差額ベッド代(室料差額)が、治療費以外の費用のうち大きなものです。病院の求めで個室に移る場合は全額が自己負担になることはありませんが、本人の希望で個室に入った場合は、全額自己負担、高額療養費の対象からもはずされます。このほか、通院の交通費、遠方の方が通院治療を受けるために宿泊施設を必要とする場合の費用、紹介状や保険請求のための書類作成費用、諸雑費など、思わぬ費用がかかることがあります

(治療費自己負担3割)+(入院時食事代)+(差額ベッド代)+(先進医療代)+(通院時の薬代)+(雑費)

最初はあわててしまうかもしれないですが、主治医に医療費がいくらかかるか確認をして、貯金を調べ、高額療養費制度や医療控除など早めに手続きをします。また自分の加入している民間医療保険、簡易保険などの資料を確認してすぐお金になるのなら手続きに入ります。

また、病院専門相談窓口があるのでそこで相談しても良いでしょう。どうしてもお金に困ってしまう場合、一時的に生活保護を受けることもできます。

数々のガン患者を完治させてきた食事法